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ヨガの効果が無い理由 武道の観点で見てみた
ヨガをすることによって体に出る良い影響について、空手を7年やっている筆者が武道的見地から、ヨガで効果が出ない（ぶっちゃげて、痩せない）理由を、この記事では説明しています。
ヨガには、様々なメリットがあると言われています。
ヨガで行うアーサナを通して、一定のリズムとポーズをしながら、腹式呼吸を行っていきポーズを決めていくのですが、その効果は自律神経を整え、発汗作用を促す等、そして心にも余裕が生まれそれは精神にも影響を与え、あのブッダもヨガをしながら悟りを開いたというではありませんか！
ここでは順番に効果が出ない理由を述べていきたいと思います。
１．自己流のポーズでヨガを実践している
最近、アプリや動画などでヨガのポーズを説明している媒体が色々ありますが、結局教える人が居ないと、自分がどんなポーズをとっているのか分からないんですよね。
私も空手で跳び後ろ回し蹴りというキックを道場で練習したときは先生が持ったマットにヒットさせることができ、「形もいいし、上手いぞ」と言われ、家で鏡を見ながら再現しようとしても、どうしてもできない。
つまり、その本質を理解している先輩・先生から正しい型を実践しないと、ヨガの本当の効果はでないでしょう。
2．腹式呼吸ができていない
ヨガにおいて、呼吸はかなり重要です。
この呼吸法が無ければ、ヨガはただのポーズをとる体操です。
呼吸法を忘れたヨガは、もはやヨガとは言えないでしょう。必ず呼吸を忘れないように行ってください。
３．鏡が多すぎるスタジオ
これは私の経験なのですが、身体が硬いのでどうしても周りと比較してしまって、無理をしたり、自己嫌悪になるというか、ポーズに気にしすぎてしまうんですよね。
鏡が多い方がいい、という方も居ると思いますが、これは人それぞれだと思います。
４．かび臭い・人が多い・集中できない
これは完全にスタジオ選びの範疇ですが、ヨガが始まり、目を瞑ったとたんに納豆の臭いがプ~ン。
気にならなければ問題無いのですが・・
５．人が多すぎる
アーサナをするにも、人が多すぎて当たってしまい、正しい姿勢ができない！
気持ちよくヨガをしたいにもかかわらず、人に当たってしまうと、もうヨガどころじゃないですよねｗ
熱気むんむんの部屋に大人数で居ると、ちょっと怖い気分にもなります。自分が気持ちよくポーズがとれるスペースは絶対に必要ですよねｗ
６．ヨガ後の爽快感から消費カロリー以上摂取してしまう
ヨガ後ってめちゃくちゃ気持ち良くて、お腹が減るんですよね。これは全ての人が感じることでしょうが、Twitterでヨガ後と検索すると色々とでてきますよ～ｗ
って、食べすぎでしょう・・・
ラーメン、美味しいよね～
って、だから、効果を出すためには、引き算をしなくちゃいけないので、これってナンセンスですよね～。
７．痩せる事（体重減少）ばかりを気にしすぎる
人間って数によって管理もできるし、数を追いすぎるとダメな時もあります。
営業職もそうですが、目標の売り上げ金額に向かって頑張りますが、そこに気持ちが伴わないと、ただの守銭奴に成り果てます。
私自身も一時期営業職の時に、自分は乞食か？と思う位、数を追っていましたが、そんな状態だと遂には枯れ果てます。
できる営業は数が、その人に付いてくるのです。
ヨガでも「こんなに通っているのに、1kgしか減らなかった！」
そんな人はヨガに裏切られたと思うでしょうが、そうではないのです。
なので、数値は頭の片隅に置いといて、ヨガを味わい・楽しむ！これに集中すべきです。
さすれば数はついて来るでしょう。
８．経済的余裕が無い
これはしょうがないですよね、お金が無かったら通えないですよね。
そんな方にはアプリやYoutubeでヨガを教えているので、自己流になってしまいますがヨガは続ける事ができます。
私的には、経済的に優しくそして、設備も豊富なカルドがおススメですね。
空手とヨガ
空手とヨガってかなり似ているところがあります。
ヨガにはアーサナがあり、呼吸法があり、身体を絶えず動かし続ける事によって人間の精神の深いところまで到達することができます。
実は空手も似ていて、”型”という一連のポーズをとる動作を行うのですが、一通り行うと汗をびっしょりとかきます。
そして、空手の本質は”型”にあり、現在の様な格闘技的なものではなく、”型”なのです。
私の師匠も、”組手”（試合）の練習ばかりしている人は”型”の練習を続けてる人にいつかは追い越される、と言っていました。その位に”型”は空手の命であり、起源なのです。
共通していえる事は、ヨガも空手もある一定のレベルに達すると、ポーズや型を通して、悟りを開けるようです。
※私はまだですが、すべてが繋がるようです。
達人というレベルでしょうが、やはりこの本質を求めていく姿勢って重要で、最終的に本質を中身を精神を求めていくと、見える形に、そして数になって自分に返ってくるものです。
ついつい数を求めがちですが・・・
まとめ
ヨガの効果が出ない理由は、どうしても外見や体重ばかりに気をとられて、変化が無かった時にガッカリしてしまうことでしょう。
最大限に、ヨガを実践して効果を出すにはどのようにすれば良いのでしょうか。
例えば、モデルのSHIHOさんはヨガを10年以上実践しているそうです。
結局、ヨガを通して自分が別人に変わるためには、自分の内面から変えるものでなければ、見た目も変わらないと言うことです。
自分の見た目と言うのは、内面から出るものが外に現れるのであって、繕って形成されるのではないからです。
ヨガで効果が出ない、と感じている方は、自分自身の姿勢をもう一度見直して、もう一度ヨガに向き合ってみてはいかがでしょうかｗ
